私は前世の記憶が幾つかあります。
以前お話しした、吉原遊郭の花魁時代。
はたまた戦後時代、武田信玄の娘、松姫のお付きをしていたこともあります。
私以外にあと2人、お付きの女の子がいました。
私は歴史とか全く詳しくないので、どういうシチュエーションだったのか。
山道を小走りで逃げるように、木の枝や葉っぱが顔にピシピシ当たるのが痛くて、でも我慢しなきゃ….と言う感情を未だ覚えています。
私はずっと松姫様をお守りすると誓っていたのに、どうやら私は松姫より先に亡くなってしまうよう。
申し訳ない、ずっとお仕えしたかった….よく覚えています。
この話を夫に話したら、松姫のお墓が八王子にあるよと。
松姫様は信松寺に眠っていらっしゃるとのことで、時代を越えたご挨拶に行きました。
松姫様のお墓にご挨拶をした途端
もうなんだかわからない、悲しいような再開できた喜びのような、ずっとお仕え出来なくて申し訳ないような….ただただ愛おしいような気持ちで涙ボロボロ….
時は変わって、多分一番直近の全世だと思うのですが、ある海辺の駅です。
私は小さな赤ちゃんを電車の中で抱っこしています。
何故か電車の外には3歳くらいの女の子が居ます。
海辺の駅、簡素な作りの柵に足をかけて女の子はよじ登ろうとしています。
「あっ!危ないっ!」
とっさにそう思い電車の外に出ようとしますが、思いとどまります。
「あぁ…私はこの子にそんなことを思う権利はもうないんだ…」
切なくも悲しい気持ちになり、泣いていると電車のドアは閉まり、電車は進みます。
どういった時代背景かはわかりませんが、私には生き別れた娘がいたようです。
そしてその時の女の子、現世では私の子供となって再会を果たしました。
私の子供がやっと話し始めた2歳頃。
「前はねー、ママと離れちゃってねー、またママのとこに来たかったからねー、探したのになかなかみつからなかったから、今度はちゃんとママもさがしてねー」
にこやかに言われました。
そんな子供が大きくなって、その女の子目線で同じ状況を覚えていたのはビックリ!
こうやって人は輪廻を繰り返し繰り返し、生きているんだなぁ~と。
次回は私の身の回りの方の前世もご紹介したいと思います。
中学生のころ、私は、母と私の関係性に疑問を感じていました。(親子が逆?)
母は60代でステージ4のがんになり、私は必死に毎日野菜料理を作りましたが、
3年1か月で母は亡くなりました。
母が亡くなって10年ほどたった時に思いました。なぜ3人兄弟のうち、
最も可愛がられなかった私が、母の最期を一緒に過ごすことになったのだろう?
そうか。。。これは生まれる前に、私が望んだからに違いない。
では、私にどんな前世があれば、母の身の回りの世話を望むだろうか。。。
と考えたら、ふと、前世で私が幼い娘を病気でなくした父親(漁師)とかだったら、
今世では、今度はあの娘においしいものを食べさせて、健康になって欲しい、
などと願うのではないか? と推測したら、色々なことがつじつまが合うので、
なんとなく、そういう前世かも知れないと考えました。
その半年後、貧しい私は、とある霊能者さんに、仕事の相談をしたところ、
仕事の相談は15分で終わり、その後、色々雑談みたいになり、いきなり
「そうです、あなたのお母様は、前世ではあなたの娘でした」といわれ、
「やっぱりですか」と返したら、
「前世で、あなたは幼い娘を手放した母親でした。今世はつぐないの人生です」
と言われました。(父親じゃなかったんやねwww)
すいません…
しんみりとコメント読んでいたのですがオチがw
私のご依頼された方も親子やご夫婦も沢山いますが、やっぱり何かとご縁あって今を過ごされた方が多いです。