人も幽霊も同じ人間～自分は何か知ること～

毎日毎日、暑くて溶けますね…

なのに何故身体の脂肪は溶けないのか不思議。

最近、本当によく当たる霊のタイプがあるんですが。

私の浄霊って、霊とお話しして納得してもらって、行くべき所に上がってもらう方式です。

だからお話し出来れば話は早い。

でも亡くなってからの経過が長かったり、あまりにも恨み辛みが強いとお話しできるレベルにない状態の霊もたくさんいます。

そんな霊の見た目は…

きっと女性だったんだろうな～

きっと人間だったんだろうな～

お顔も目鼻立ちとかよくわからない場合とかあります。

一番最初に見て怖かったのは、眼球無くて、目が真っ黒空洞になってる人型の何かとか。

そんな形態の霊って、なかなか上げてさしあげるのは難しい。

そんな中、最近家の旦那さんに、目が真っ黒空洞の男性だったんだろうな～な霊がくっついてました。

やや古い時代の、スーツ姿、推定20代後半くらいの男性。

全く霊感のない旦那さんさえ、今仕事に行っている場所の居心地が悪かったらしいです。

なので、あの有名な某事故物件サイト…

そうです！

あの大島てるさんのサイトを確認したらしいのです。

そしたらさ、事故物件であることを示す、火の玉マークがビッシリ！

飛び降り自殺が特に多い物件が多数ある近くでのお仕事だったようでした。

何かしらのシンパシーを感じて、旦那さんに着いて来たみたい。

ただ、普通なら自分の存在…

自分の顔や名前、何が苦しくて、何が悲しかったのか。

そしてどんな思いで自ら死を選んだのか。

どんな生活をしていて何が楽しく何が辛かったのか。

旦那さんに着いて来た類の霊は、そんなことを忘れて彷徨っているだけなんですね。

でもね、本当に最近私わかったんです！

浄霊も難しいくらいの霊であっても、誰かに取り憑くことで、取り憑いた人間の生活や人生を見る。

そうすると、中には「あれっ？俺の人生は？」

と、ふと蘇ることもあるようなのです。

旦那さんに取り憑いていた男性の霊は、旦那さんの生活を見て我に返ったようでした。

顔に表情が出て、自分が誰だったか思い出してくれました。

28歳男性でサラリーマン。

やはり失恋からの自殺で亡くなったんですって。

私とお話し出来るようになった時には、普通の青年でした。

複雑な家庭環境で育ったことなど色々教えてくれました。

何故、うちの旦那さんに付いて来たかも聞きました。

「旦那さん…寂しそうだった」

おっとー！

霊から旦那さんの事を聞いて反省然り。

毎日仕事やペットのお世話でバタバタしてたな。

旦那さんと会話を最近じっくりしてないな。

ちゃんと家族とも対話しなきゃいけないな。

旦那さんに真意は聞いていませんが、旦那さんにも悪霊化しかけた霊に憑かれるような寂しいという隙があったのかもしれないですね。

そして今回学んだこと。

これね、人間でも当てはまると思うんですよ。

やっぱり自分を見失ったり、自分とは何なんだ、っていう気持ちは忘れちゃダメなんだな。

自分は何者か、というのがしっかりしていれば、自分の人生を彷徨うことはないし。

もし人生を見失っても、自分が何者か理解してれば軌道修正できるはずなんだ。

せっかくしんどい思いをしながら、肉体担ぎながら生きてるわけです。

思い通りにならなくたって、自分で選んだ人生を清々しく生きたいもんですな。

何はともあれ、一人の魂がまた輪廻に巡り巡って、新しい人生をどうかやり直してくれるのは嬉しい。

そして私は家族ともっと仲良くしなければ😊

あの青年よ、ありがとう！

霊から教えて貰ったお話しでした。