市松人形のおばけと指導霊さん

相変わらずの霊媒体質、四葉です。

憑いてくる霊と言われるものも個別性があります。

元々は生きていた同じ人間。

何らかの理由で亡くなり、成仏出来ずにいる存在。

なので、私に憑く理由も様々なわけです。

私自身、以前は自分が憑かれてることさえ分からず、なんか頭痛い…肩こりヤバイ…肩甲骨ガッチガチ…なんも無いのに気分が沈むぜ…整体やらリンパマッサージやらに通いまくりの日々でした。

なのに良くならないことも沢山ありました。

人に憑いてる物はわかるのに、自分のはわからん。

困った、本当に毎日毎日困ってる。

私が霊や実体の無いまがまがしい物を見る時や、遠隔で霊視する時、前世や過去に起こった出来事を見ようとする時は、実際の目で見ているわけではないんです。

頭の中の左側（私はこっち側の目と呼んでいる）で見ます。

例えるなら、頭の中に映画のスクリーンみたいなものが浮かんできて、その場の風景や起こったこと、起こるであろうことが見えます。

前回の動物とお話しの時、動物達の言葉や感覚がわかるのも、実際は耳で聞くと言うよりは頭の中に言語として入ってきます。

実際の目や耳は使ってないんでしょうね。

この見える、聞こえる感覚を自分に向けてみたら、自分に憑いてる物や理由がわかるんじゃないか、と考え、すごーい疲れるんですけど、日々頑張ってみました。

そんなある日、明らかに体調悪い。

絶対なんか憑いてる。

そう確信し、波長を合わせてみることに。

市松人形のような大きさの着物姿のおかっぱ頭の女の子が見えました。

どうやら子供と外出しているときに私をどこかで見つけて、お母さんになってもらいたかったようです。

優しいお母さんに見えたなら残念だったね、スパルタ母ちゃんですよ、私。

そしてその後市松人形ちゃをやには、私はお母さんなれないし、なんなら成仏して輪廻の波に乗って欲しいこと、またご縁があったら来世に私のところに生まれてくれば良いこと…すごく説得しました。

彼女の名前は「なつ」と言うそう。

私の見える所に、なつちゃんの名前を紙に書いて、その紙を見るたびに思い出して欲しい。

３日したら、お庭で紙を焼いて欲しい、その煙と一緒に上がるから…と約束しました。

リビングの私の席から見えるように、半紙に筆で彼女の名前を書いたもの張り、見えるたんびに彼女のことを思っていた２日目の夜。

なつちゃんがゴネ始めました。

こんなに毎日私を思ってくれるなら、ずっと一緒に居たいと。居られるでしょ？と。

あぁ～こりゃいかん、と思い、今夜で最後、上がりなさいっ！とキツく叱りました。

そしたらそしたら…今までのお人形フェイスから一転。

多分人間のフリをした何かだったんでしょう、今思えば。

恐ろしい形相で、絶対に行かない行かない！

イヤイヤ、迷惑だから早よ上がりなさい！

名前を書いた半紙を急いで燃やし、強引に上げようとする私と頑なに離れない怖い顔した何か(ﾉД`)

そんな時です。

以前から私を守ってくれてる方、中年のおばちゃん（失礼ですかね…)

存在は昔から気づいていて、こういう人を指導霊さんっていうんだなと思っていました。

そのおばちゃんが、おもむろになつちゃんの帯を後ろから鷲掴み！

いい加減にせいやっ！とギュイ～ンと帯を掴んだまま、一緒に空に飛んで行きました…

ありがとう、おばちゃん。

今だったらわかるんですけどね、あんな交渉に乗ってはいけなかったんですね…あれ、普通の霊じゃなかったです、今ならわかります。

これはかなり特殊な霊だったと思いますが、この経験からか、今ではちゃんと理由があって上がれない方、ちゃんと目的があって私に憑いてる方、そういう方はお話しを聞いてあげてます。

そして縁のある方にお迎えにきてもらい、一緒に成仏出来るよう、上がってもらっています。

私は人から引き離す除霊ではなく、出来れば成仏出来るよう、浄霊をしたいと思ってます。

元々は自分と同じ人間だったんですもの。

今世の未練や悔いより、来世にその出来なかったことを希望として、また生まれ変わって欲しいと思うんです。

ただ、お話しが通じない、性根の悪い奴らがいるのも事実！

未だにそんな類の霊の除霊、浄霊はできません。

ただ救いはやはり、前回お話ししたお不動さんパワーですね。

いつかは憑かれない私を目指しています….

今日もありがとうございました！