私も以前はよくわかりませんでした。
神様にお仕えしているのがご眷属様…とかは何となくわかります。
じゃぁそもそも神様ってなんなの?
私もお稲荷さんが付いてくれて、初めて合点いきました。
神社系のお稲荷さんは、宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)がお稲荷さんのボスですね。
よくお稲荷さんと言うと、お狐様が神様と思われがちですが、宇迦之御魂大神が神様です。色々な神社には色々な神様がお祀りされていて、その神様にお仕えしているのがお稲荷さんや狼さん、白蛇さん、天狗さん、龍さん…etcだったりするわけです。
でね、これは私が色々な神社に参拝する時感じることがあるのですが、
参拝する神社の雰囲気は神様やご眷属様によって変わりますが、神様の厳しさ、優しさ=ご眷属様の厳しさ、優しさにはならないです。
スッゴい優しい女性の神様のいらっしゃる日枝神社さんの狛犬さんはメチャクチャ強いです。てか厳しい。
かなーり厳しい、キリッと凛々しさがある三峯神社さんの神様にお仕えする狼様。
おっきな狼様はやっぱり凛とされていて寡黙ですが、ちっちゃい狼様はメチャクチャ可愛くフレンドリーです。
吉原神社さんの神様は、控えめで寡黙な女性の神様でした。
けど、吉原神社のご眷属のお稲荷さんは、サイズ違いのお稲荷さんがメチャクチャたくさんいて、「だれーっ?」と見に来てくださるくらいの可愛さ。
こんなことが理解出来てきたある時。
私のお稲荷さんから興味深い話を教えていただきました。
そもそも、昔、何故私にご加護を与えてくださるのか、何故付いてくださってるのか…などのお話しをしていた時。
「神は人も世界も大きく全体を見る。人の願いも魂の流れを全体的に見るが故に、災難も与えれば願いが叶わないよう仕向ける事もある。」
※魂の修行のために、あえて今世で叶わなかったり、試練を乗り越えて魂の修行をさせるために困難な事もわざと与えるよ、ってことみたいです。
「眷属である私(お稲荷さんのこと)はこの者(私のこと)の願いや望みがあるなら叶えてやりたいと、この者に力を尽くす」
※ある意味、私はこの言葉は嫌いですが、神様よりは俗っぽいと言われるお稲荷さんらしい言葉です。人の望みや願いは好いた人間ならば叶えてやる、と。
私のお稲荷さんは一般的な俗っぽいと言われるお稲荷さんよりは、思考は神様に近いです。
だけど、俗っぽいからこそ願いが叶いやすく、俗っぽいからこそ、願いを叶えたことに対する見返りを求めるってことなんでしょうね。
ご眷属様でもお稲荷さんと白蛇さん、狼さんはまた気質が全然違います。
あとね、
「神も眷属も力には限りがある。この者(私のこと)を長生きさせたいと願っても、本人がそのつもりで生きないとどうにもならん」
※私の過去世はいづれも短命で、忙しく生き急いで身体を悪くすることが多かったそう。江戸時代からご縁のあるお稲荷さんなので、今の私には長生きするためにゆっくり生きて欲しいのだそう。
これも踏まえて…
お金持ちになりますよーに、とか
○○大学に受かりますよーに、とか
色々と人間が神様に願い事を神頼みしますよね。
でも、願う前に、願う人間が他力本願になっていないか。
「もうこれ以上努力出来ないほど頑張ったから、あとはご加護をください!」
「こうなるために、こんだけ頑張ったから、こうなります!」と決意表明が正確です(*´∀`)
そしてそして
ご眷属様に対しては、ご加護をいただく時に、何か約束したなら
例えば「私はもし○○が叶ったら、幟(稲荷神社さんによくある赤い旗みたいなやつ)を○本、奉納します!」
とか
「神棚に必ず朝晩、お供えいたします!」
とか
お願い事に対して何をお礼するか、出来るかを表明します。
そして必ず伝えたことは遂行します。
ちなみにこの2つのお稲荷さんとの約束は、私、現在進行形の眷属への誓いです。
ちょっと色々と長々書きましたが、分かりにくかったらごめんなさい(^-^;)