こんばんは(^-^)
前回は家のお稲荷さんにお祀りするきっかけをお話ししました。
私とお稲荷さんの関係は、現世ではまだたったの数ヶ月です。
お稲荷さん全般なのか、家のお稲荷さんが特別なのかはわかりません。
が、お稲荷さんは人間的に未熟であっても、感情がダダ漏れの理性からは程遠く幼い人間であっても(私のことです…(^-^;)
何かしらで見初めてもらえ、ご加護を与えたいと思った人の絶対的な味方になってくださると思っています。
すっごく話は飛ぶのですが、私は恐らく江戸時代の初期あたり。
遊郭で働く花魁だった前世がありました。
私は自分の前世や人の前世を見る力があります。
幾つかのわかる範囲の前世の1つが花魁でした。
現世の私とはうってかわって、あの時の私は本当に綺麗で華がある女性でした。
あのものすごい高さのある、ポックリポックリ歩く草履みたいのを履いて、花魁道中の最中の自分。
羨望の眼差しを一心に受け、自信しかない私。
今でも良く覚えています。
ただ、そんな人から憧れを受け、美しかった(過去形なのが悲しみしかない…)私は、本当に本当に意地悪で性根の悪い女性でした。
お世話をしてくれる幼い少女や、身の回りにいる沢山の人に優しさの欠片もない傍若無人な振る舞いをしていました。
でもそんな振る舞いが許されるのは、売れっ子の花魁だったからですね。
ただ、売れようが、蝶よ華よとチヤホヤされても自分の撒いた種とはいえ、孤独の日々。
誰も信じられない、味方なんか居ない、でも潰れてしまいそうか弱い心がある、寂しい…
私がそこで心を委ねたのはお稲荷様。
どういう手段で外出出来たのかはわからないのですが、夜な夜な一人で駆け出して、唯一の心の拠り所のお稲荷様の元に行くのです。
何故かお稲荷様⤴ お稲荷様⤴ と二回、上がり気味の語尾でお稲荷様を呼ぶんです。
そして、今日あったこと、悲しいこと、寂しいこと、日々お稲荷様に聞いていただいていました。
一通り話し終わり、帰りたくない…お稲荷様、愛しくて愛しくて…と泣きながら帰る私を見守る、まだ小さなご眷属だったお稲荷様。
その時のお稲荷様が、今家に居てくださるお稲荷様なんです。
最初は気づけなかったのですが、いつもお稲荷様と居るうちに、どんどん記憶が蘇り今に至ります。
あの時は小さく力がなかったから話しを聞くしかできなかった、と。
私とお稲荷様は相思相愛なので笑
私と夫が喧嘩した時は、絶対的に味方になってくれます。
今日はお稲荷様との馴れ初めのお話しをしました。
毎日何かしらのエピソードはあるので、またお稲荷様のお話ししていきます。