こんにちは。四葉と申します。
私には幾つかの転機というものがあります。
前回のブログでは、色々見えちゃうことを簡単にお伝えしたかと思います。
私が見えちゃう以外の能力に気づいたのは、看護師を五年間病院で勤めた後からです。
勤めていた病院を退職後私は、お家で生活しながらも看護ケアの必要な患者さんのお宅に伺う、訪問看護師になります。
訪問看護師は病院とは違い、与えられた時間をその1人の方に全力でケアも気持ちも注ぎこめます。
その患者さんの生活、それを支えるご家族、お家の中の様子などから、発生してくる様々な気を良くも悪くも吸収してしまいます。
そんな密な看護をしていくうちに、患者さんの表情や発言以外のもの、例えば身体から出ている気の状態や色ですね。あとは言葉以外の溢れ出る本当の気持ちや考えなどなど。そこから心身共に状態がわかるようになっていきます。
一番しんどかったことと言えば、末期癌の患者さんのお宅に訪問していた時のことです。
患者さんの過ごしているお部屋から少し離れたリビングに、人の形をした霧みたいな黒い影。私が見えていたのは3体でしたが、ゆらゆらリビングを徘徊してるんですね。それらが日に日に患者さんのお部屋に近づいて来るんです。
最初は何か全く分からなかったのですが、その黒い影が患者さんのお部屋に入ってきた夜、その患者さんは亡くなりました。死神のような存在っているんだな、と実感しましたね。職業柄、人の死に関わることもあるので、大好きな患者さんの近くに黒い影が出始めてきたら、あぁ…もうじきなのかと悲しい気持ちになることも多々ありました。
また、とても裕福なご家庭であり、社会的にも成功され、一見幸せそうなお宅であっても、趣味でコレクションされている物がすごく高価そうなのに、明らかに縁起が悪い物だろうなぁ…という気を発している物のコレクションがあるお宅、明らかに土地柄が悪いよね…という感じのお宅は居心地が悪いだけではなく、頭痛や肩こりや目眩などの症状が出てしまいます。その当時の私はこんなにも自分が悪い気に当たると体調不良になるとか憑依体質という実感がなかったので体調管理が大変でした。
その反面、私にとても良い気を与えてくれるお宅も沢山ありました!
私のお家では神棚をお祀りしているのですが、そのきっかけとなったのも、訪問するととても気持ちが良く、生活面も経済面もきちんとしたお宅には神棚や縁起物の置物などがあることが多いです。
そこから神棚をお祀りするのに少し時間はかかるのですが、神仏とは何かを意識するきっかけに繋がります。
幽霊見えちゃうだけの私から神仏の存在を認識しちゃう私になっていくのです。
詳しくは次回からのブログでお伝えしていきます。